インフォテリア・オンラインは、2008年4月より新たな期を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援の賜物であり、あらためて厚く御礼を申し上げます。
2007年10月の設立時に掲げた、"3年後、売上10億円"という目標を達成するためにも、2期目となる2008年度は非常に重要な期となります。

2008年度事業戦略では、以下の3つを柱としています。
2008年度は「OnSheet」 に続く企業向け「On」ブランドのサービスラインナップを拡充し、また、「lino」のようなユニークな個人向けサービスを開始するなど、さらに"ワクワク感"いっぱいのサービスを提供していきます。
- 企業向けサービスの拡充
既に提供を開始しているオンライン表計算「OnSheet」に続く、企業向け「On」ブランドのサービスラインナップを拡充します。2008年度中に2つ以上のサービスのβもしくは正式サービスを開始する予定です。そして、「OnSheet」ビジネスを推進しながらも、新サービスのビジネスの土壌を醸成することにも注力し、2009年度以降の売上げ貢献につなげます。
また、これに合わせサービスディストリビュータ向けのパートナープログラムを開始する予定です。SaaS(Software as a Service)事業は従来のASP (Application Service Provider)が提供するサービスとは異なり、顧客のカスタマイズ要件にどれだけ柔軟に対応できるかが重要な鍵となります。例えばOnSheet であればWeb APIやOnSheet のアプリケーションフレームワークを用いた独自の拡張によってさまざまな要件に対応できるわけですが、ビジネスをよりスケールさせるためには、そのノウハウを多くのパートナー企業に伝播していく必要があります。既にこうした需要が高まっていることや、先述のラインナップ拡充というロードマップを鑑みても、今後のビジネスの成長において強力なパートナーシップおよび高いレベルでのスキルの平準化が重要であり、パートナー向けプログラムは有効と考えています。
- 個人向けサービスの投入
インフォテリア・オンラインでは設立当初より企業向けサービスと個人向けサービスの両立を目指しています。企業向けに比べ、個人向けオンラインサービスは市場に受け入れられた際のスケールが大きく、サービスブランドのみならず、運営会社自身の市場認知も進むという特性があります。インフォテリア・オンライン自身の市場認知が進めば、企業向けビジネスにおいても、お客様の選定候補にあがり易くなるといった強いシナジーが生まれるものと考えています。また、友達や家族も知っているようなサービスを生み出す事は、私たち自身のモチベーションともなり、また、優秀な人材確保が容易になるといった企業を成長させるための核の部分に効果をもたらせます。そうした点から、「lino」のようなユニークなサービスを、ユニークなブランドのもとで継続的に提供していきます。
- 海外市場への挑戦
オンラインサービスの利点を最大限活用し、ターゲット市場を日本だけにとどめず、海外市場へも積極的に挑戦していきます。経済はダイナミックに変動しており、市場をある限定されたエリアに絞ることはその市場への依存度が高く、景気に大きく左右されるといったリスクを伴います。従来は海外市場へ挑戦すること自体がリスクと考えられてきましたが、オンラインサービスは海外拠点をもたずとも市場へリーチすることが可能であり、また、海外で受け入れられる事が逆に日本市場での一層の成長にもつながると考えています。既に最初の個人向けサービス「lino」は、日本でのリリースと同時に英語版での提供を開始しています。今後インフォテリア・オンラインで提供するサービスでは、企業向け、個人向けともに日本と海外を同時にリリース、もしくはサービスの性質によっては海外のみで始めるといったことも考えています。現段階ではまだテストマーケティング的な要素も多分にありますが、他社と異なる経験をどれだけ積めるかが、企業価値にもつながると考えています。
2007年度は"SaaS"元年と言えるほど、SaaSというキーワードが市場を賑わしていましたし、多くのサービスベンダーが市場へ参入してきました。私たちインフォテリア・オンラインはこうした市場の中でメインプレイヤーとして活躍できるよう、2008年度もよりよいサービスを提供していきたいと考えています。
2008年5月
インフォテリア・オンライン株式会社
代表取締役社長
藤縄 智春
*本内容は、2008年4月2日に行われた記者様向け「2008年度事業戦略発表会」での内容の要約となります。
*関連報道発表資料:「インフォテリア・オンライン、'08年度事業戦略を発表。海外も視野に、企業および個人向けにサービスラインナップを拡充」